歴史むら

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女帝推古天皇から時期天皇へ

推古天皇36年3月7日(628年4月15日)、75歳で小墾田宮において崩御。死の前日に、女帝は敏達天皇の嫡孫・田村皇子(のちの舒明天皇)を枕元に呼び、謹しんで物事を明察するように諭し、さらに聖徳太子の子・山背大兄王にも、他人の意見を納れるように誡めただけで、後継者の指名は避けたようである。


それまでの歴代大王になる者は現大王の意見ではなく有力豪族たちが推薦で時期大王を選んでいた。

それが推古天皇のときには上を言葉を残してこの世を去ってしまったのだが有力豪族たちは推古天皇の遺言とも言える最後の言葉を尊重して田村皇子にするか山背大兄王にするか長期にわたって話し合いが設けられた。