2018-07-23 小墾田宮 飛鳥時代 推古天皇は小墾田宮で国家権力の中心として政務を行った。当時倭の国には左右対称という概念がなかった。隋の長安を真似て南に南門、庁が並ぶ朝庭、北の大門に推古天皇が住まう大殿という左右対称の建物、空間ができた。この空間は当時にしては他の場所とはまったく違う神聖な空間を感じさせていた。この左右対称の空間から国家を作っていこうという推古天皇の政策が始まった。