歴史むら

日本の歴史を通してすべての人々が夢と希望のある生活をしてほしい

称制

称制(しょうせい)は、君主が死亡した後、次代の君主となる者(皇太子等)や先の君主の后が、即位せずに政務を執ること。

 

日本では飛鳥時代中大兄皇子天智天皇)と鸕野皇后(持統天皇)の二例が見られるが、どちらも『日本書紀』では一見してほとんど事実上の天皇と同然に記述されている。

日本の場合、摂政と似ているが、摂政の場合は天皇が同時に存在しているが、称制の場合は天皇がいない(称制している本人が事実上の天皇天皇に準ずる存在)のが大きな違いである。