歴史むら

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冊封

朝鮮半島は当時、百済新羅高句麗と分裂していた。

 

中国では随にかわって唐が中国全土を統一していて絶大な力をもっていた。

 

百済新羅高句麗は3国同士で争いあっていたが中国の力の前ではなすすべもなく逆らえない状態であった。

3国が中国とは戦いが起こらないように中国への服属をしていた。この制度を「冊封体制」と呼ぶ。

 

「天子」という中国の君主が近隣の諸国・諸民族の長が取り結ぶ名目的な君臣関係である。

 

 

日本は冊封を受けずに中国と対等外交を目指した。聖徳太子が遣隋使を派遣して提出した国書、「日出処の天子....」である。