645年7月10日、乙巳の変が起こると翌々日皇極天皇は天皇の位を中大兄皇子に譲ろうとした。
しかし中大兄皇子は今の現状の立場の方が改革を行いやすいということで断って、代わりに軽皇子を薦めた。
軽皇子も断って古人大兄王子を推薦した。
三回お願いしたが断り続けて古人大兄王子は出家してしまった。
645年7月14日、史上初めて生前譲位が行われた。
軽皇子は壇に上がって即位した。
孝謙天皇である。
さらに史上初めて元号がつくられた。
「大化」元年
ここからいわゆる大化改新として律令国家としての国家形成が行われていく。