二人目の女帝
推古天皇の次に舒明天皇、その次に第二の女帝である皇極天皇が即位した。
夫が亡くなって妻が天皇に即位した例は皇極天皇と持統天皇である。
持統天皇とは天武天皇の妻で天武天皇が亡くなって天武天皇の代わりに天武天皇がやり残した事業をこなした日本の国家形成に貢献した天皇である。
皇極天皇も発言力のある人物でしたが蘇我蝦夷、入鹿親子の野蛮な政治のやり方に何も口出しできないことを悔やんでいたのでしょう。
皇極天皇の息子の中大兄皇子に蘇我入鹿を暗殺させたという説もあります。
実際入鹿は皇極天皇の目の前で殺害されているけれど皇極天皇はなにも知らないというような見て見ぬ振りをしてその場から立ち去ったという。
入鹿が皇極天皇に弁解をしても知らぬふりでそのままトドメをさされて果てたのです。
死体は雨にさらされたまま。