歴史むら

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天皇を殺害した男

物部氏を滅ぼした馬子は実質的に政治の実権を握った。

当時の天皇崇峻天皇である。
崇峻天皇はすべての権力を握っている馬子に対して不満を抱いていた。

592年、崇峻天皇の元に猪が献上された。
崇峻天皇は猪を指して「いつか猪の首を切るように、朕が憎いと思うものを斬りたいものだ」
と発言し、多数の兵を収集した。


馬子は崇峻天皇が自分を殺害しようとしていると思い、崇峻天皇を殺害する計画を企てる。




592年、馬子は東国から貢物があると偽って東漢駒(やまとのあやのこま)に崇峻天皇を殺害させた。

天皇を殺害するという前代未聞のことをしました。
日本史史上天皇を殺害した事件はこれが最初で最後です。